コワーキングスペース・レンタルオフィスを作り続けるブログ

そこにくるとワクワクするような場所を作りたい

契約形態は?

賃借?運営委託?所有物件?

 

では、レンタルオフィスコワーキングスペースを運営するための物件の契約はどの形の契約をされますか?

 

契約?

賃貸借契約じゃないの?

 

賃借をして、毎月固定の賃料を支払っていくベーシックなスタイル。

それは、ビルオーナー側からすると、一番楽で有り難い話ですね。

 

まず、ビル側にはリスクがありません。

解約リスクくらいですね。でもこれはどんな物件でもあるリスクです。

 

運営会社側も、賃貸借契約の方が、自由にできますし、稼動が上がったときの利益は大きくなります。

なので、資金面に余裕がある場合や、損益分岐までの時間がそこまでかからないであろうと算段できる内容であれば、運営会社側も賃貸借の方がメリットがありますね。

 

他には運営受託契約、というものがあります。

こちらは、物件所有者又は賃借者が別にいて、

その所有者・賃借者から依頼を受けて、運営のみを受け持つスタイル。

この契約でやっているオフィスも結構あります。

 

契約内容によりますが、

リスクは、委託側・受託側にて半々くらいでしょうか。

入居が悪ければ、両者共に痛い思いをしますし、良ければ喜びをわかちあえる形です。

資金に関しては、運営者側はそんなに必要ではありません。

委託側が設備等の負担をするので、委託者の負担が比較的大きくなります。

ただ、その分、利益は委託側が多く持っていく、という形になります。

 

業務委託費も、売上に応じてなのか、利益に応じてなのか、

他に、双方の負担区分をどうするか等、細かい取り決めによって、大きく変わっていきます。

当然に、双方納得の内容でなければ契約締結にはならないので、

このあたりも、交渉次第、いかに相手側の役に立てる内容を提供できるか次第だと思います。

 

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